トラブルシューティング
目に見えないものの、対処が必要な側面について説明します。ヒントを活用して、NetCrunchを最適化しましょう。
NetCrunchの目標は、実環境で機能する実用的で信頼性の高いソリューションを提供することです。NetCrunchは、ITプロフェッショナルが複雑なネットワークを不必要な手間なしに管理できるよう、柔軟性と自立性を備えて構築されています。
NetCrunchはトラブルフリーを目指して設計されています。徹底的なテストを実施し、不具合を最小限に抑えることを目的とした開発プロセスに従っています。しかし、業界の専門家が知っているように、ベストプラクティスであっても、リリース前にバグを検出できるのは75%から90%に過ぎません。これは数十年にわたる調査によって裏付けられています。NetCrunchのようなネットワーク監視ソフトウェアは、連携する多種多様なベンダーのデバイスや技術実装によって発生する無数のエッジケースにも対処する必要があります。
ネットワークは本質的に複雑であり、多くの場合、RFC文書で定義された技術に依存していますが、ベンダーは必ずしもそれらを完全に実装しているわけではありません。これは、SNMPやNetFlowなどのプロトコルで特に顕著です。さらに、Windows Serverの一部バージョンなどのオペレーティングシステムには、WMIなどのコンポーネントに未解決のバグが含まれていることがあります。 NetCrunch はこれらの課題を乗り越えるために構築されており、要求の厳しい環境で作業する IT チームに信頼できるパフォーマンスを提供します。
リリース
ソフトウェアに含まれる様々な問題や不具合に対処するため、我々は年に数回 NetCrunch のマイナーバージョンをリリースします。これらのリリースには、前のバージョンの上にインストールすることができ、基本的にはデータ形式を変更しません。更新、移行とバックアップ をご確認ください。
問題の原因
我々の経験に基づいて、限られた数のソースから問題が発生しています。問題がどこに起因するものであるのか、修正する方法を説明します。または我々が問題を修正するために援助します。
設定
ほとんどの監視問題は、無効な設定が原因です。誤った OS の認証情報や SNMP プロフィール(パスワードやコミュニティ)でサーバーに接続する方法はありません。
NetFlow
様々なベンダーによって実装された NetFlow に基づく様々なプロトコルがあります。それらは通常、NetFlow v5 プロトコルに準拠しています。各デバイスは固有の設定があり、設定によってはフローに含まれる NetFlow v9 のデータを開始します。初めに、デバイスに対して NetCrunch にデータを送信するよう設定が必要です。インターネット上に NetFlow の設定に関する記事が数多くあります。
もし NetCrunch がフローデータをでコードできないには、Wireshark でキャプチャーの上我々に送付してください。デバイスが NerFlow の実装に不具合がある場合に発生することがあります。我々はデバイス側の問題について修正することはできませんが、問題を避けて無効なデータを受け入れることができる場合があります。
SNMP MIB
インターネット上には、 10,000 種類以上の MIB が流通しています。 MIB コンパイラには標準が存在しないため(RFC ドキュメントでは標準 MIB が定義されているのみ)、コンパイルが難しい場合があります。多くの場合、一度書かれた後にコンパイルされていないか、特定の環境でいくつかの特定のコンパイラを使用して編集しています。
通常、問題の原因は、構文の間違いや MIB に依存したモジュールの不足です。多くの場合、モジュールのエイリアス名を指定することで、解決することができます。
もし MIB に精通していない場合や問題を解決できない場合には、サポートにご連絡いただければ解決方法が見つけられるか試してみます。
既に8700種類以上のMIBがコンパイル済みですので、今後も多くのMIBに対応できる可能性がございます。
Windows
Windows はり複雑なシステムです。これはレイヤーの上に別のレイヤーを構築しています。Windows の構成を管理するもっとも簡単な方法は、Active Directory です。しかし現実には、多くのリンクされていないシステムと Windows のバージョンがあります。
Windows (Windows 7/2008 以降) の問題は、常に Windows の設定に関連しています。 Windows 監視設定 をご確認ください。 例えば、ワークグループの Windows 7 ワークステーション(サーバーはより簡単です)の監視は、ビルトインのローカルの Administrator アカウントを使用しないことは難しいです。
管理者権限よりも低い権限でリモートシステムの監視が可能な場合もありますが、全てのWindowsバージョンに共通する手順を提供することはできません。 同じように構成されているように見えるシステムであっても、異なる動作をする場合があります。
NetCrunch パフォーマンス制限
NetCrunch の制限についてご確認ください。
- ライセンス
- ノードが監視されている数に制限を課すことはできません。我々のテストでは25,000 ノードになっていますが、実際には、監視内容に応じてノード数の調整が必要です。
- ハードウェア
- メモリ、ディスク、ネットワークのように、ソフトウェアの実質的な制限を設定します。SSD を推奨しています。
NetCrunch は、特に多くのタスクが異なるプロセスとスレッドに割り当てられるため、多くのプロセッサを適切に拡張したマルチスレッドシステムとなっています。
遅い SATA ディスク上にギガバイトのデータを格納するような場合のパフォーマンスには期待しないでください。
NCDiag,exe
NCDiag は、NetCrunch のインストール先フォルダにあります。様々なログとバグレポートを表示できます。
バグレポート
バグレポートはクラッシュダンプではありません。
バグレポートは大抵は例外処理されますが、プログラムが予期していないものです。
バグレポートを送信し、サポートが自動的に受信することが望ましいです。システム、メモリ、プロセッサ、プログラムの実行コンテキストについての情報が含まれています。
Windows のマシン名を除き、コンピュータのアドレスは分からないようになっています。全てのレポートは、Eメールで直接AdRem 社内の安全なデータベースに保存され、機密になります。
NetCrunch サーバーのディレクトリにある NCDiag プログラムを使用して、(もし存在するなら)バグレポートを確認することができます。
ログ
多くの NetCrunch の構成要素は、動作や結果を保存するためテキストログを使用し、バックグラウンドプロセスとして実行されます。NetCrunch コンソールの [アプリケーション]-[サーバー]>[ログ] にて参照することができます。
Netcrunch ログ:
- アクティビティログ
- NetCrunchユーザーが実行した全てのアクションのリストが含まれます。
- アトラスバックアップ
- NetCrunch 自動バックアッププロセスの動作ログが含まれます。
- アトラスインポート
- インポートログが含まれます。
- 自動検出
- NetCrunch 自動検出プロセスの動作と結果が含まれます。
- 監視エンジン
- NetCrunch監視エンジンの全てのアクティビティログ
- NetFlow サーバー
- フローコレクターサービスのログ
- レポートジェネレーター
- レポートの自動生成プロセスのログ
- Server Services
- NetCrunchサーバーサービスの全てのアクティビティログ
- タスクスケジューラ
- レポートジェネレーターと自動検出プロセスのログ
サーバーステータスビュー
アトラスビューのトップで参照できるビューです。NetCrunch が収集する何百もの統計情報に関する不可欠なステータスとレポートが含まれています。
レポートには、メモリの使用状況、消費された内部リソースの数、プログラムキューなどの情報が含まれています。レポートは、XML 形式のファイルに出力することや、コンソールからAdRem Software に直接送信することもできます。NetCrunch がシステムにかけている負荷を判断するのに役立ちます。
NetCrunch サーバーの緊急の自動再起動
NetCrunch は管理者の目や耳として、動作を継続します。回復不能なエラー(小規模のブルースクリーン)が発生した場合、NetCrunch サービスは自動的に再起動し、正常な状態に戻ろうとし、データの消失を防ごうとします。