カウンタによるイベント生成
NetCrunch は、パフォーマンスデータに様々なしきい値条件を設定することができます。SNMP や、REST API を経由して受信したデータなど、全てのパフォーマンスデータで機能します。
パフォーマンストリガー パフォーマンスカウンタの値を条件を条件に設定し、イベントを生成します。
しきい値
しきい値は、設定された境界を値が超えた場合にイベントを引き起こします。 不等号の向きを変更することで、しきい値条件を上限や下限に設定できます。
単純なしきい値は、しきい値の値や不等号の向きだけを指定します。
上限しきい値の例:
- 次の条件でイベントを生成
- % Processor Utilization > 50%
下限しきい値の例:
- 次の条件でイベントを生成
- % Free Disk Space < 10%
イベントリセット
イベントリセットは、急速に変化する値でたくさんのイベントが発生するのを防ぐために使うことができます。 これは、追加のリセット値を設定するようにするだけで完了です。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- % Processor Utilization > 50%
- 次の条件でイベントをリセット
- value <= 45%
しきい値は、直近の値、または設定された時間範囲で計算された平均値が使われます。
状態
このトリガーは設定された間隔内でカウンタ値が指定した値と同じ(または異なる)場合、イベントを生成します。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- % Processor Time 値 = 25
- 間隔: 5 サンプル
状態の変化
このトリガーは監視された値がある値から別の値に変化するときにイベントを生成します。値は少なくとも一つ指定する必要があります。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- Network Card Error State の値が変化 <いずれか> から 5
この場合、値が前の状態に戻ったり、それ以外の値に変化したらリセットされます。
存在(値が取得されなかった、取得された)
設定された間隔で、値が取得されたか値が取得されなかったか(読み込めない、受信できてないなど)でイベントを生成します。
例:
エラーが発生するまで値がないことがあるかもしれません。そのようなケースではNetCrunchが値が存在するという条件に反応し、イベントを生成させることができます。
値の変化
このトリガーは現在のカウンタ値が設定した値よりも増加し続ける、または減少し続ける時にアラートが発生します。 または、カウンターが期待通り増加し続けない、または減少し続けないというような反対の条件を定義することもできます。 差分は直近の値と1つ前の値との差異です。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- Device Internal Timer 値の変化 < 1
予期せぬ変化(偏差しきい値)
このトリガーはカウンタの値が設定した間隔でどのくらい平均値との差が生じるかによってイベントを生成できます。 偏差値は、パーセントあるいは絶対値で設定できます。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- % Round Trip Time 変化 > 10%
- 次の条件でイベントをリセット
- 変化 < 8%
- カウンタ値は次の間隔の平均として計算
- 3 サンプル
範囲
このトリガーは、設定を単純化します。 下限と上限に2つの別々のしきい値を設定する代わりに範囲を指定することができます。 カウンタ値の範囲内または範囲外をイベントトリガーとします。 加えて、許容範囲の値をリセットすることができます。
例:
- 次の条件でイベントを生成
- Server Room Temperature 範囲外 [ 20 ... 22 ]
- 次の条件でイベントをリセット
- Falls in the range with margin of 2
ベースラインしきい値
このトリガーは収集されたベースラインのデータからの偏差にしきい値を設定することができます。 ベースラインのデータはNetCrunchによって週ごとに収集され、参照データとして保存されます。 ベースラインは週の時間毎と日毎に算出されます。
ベースラインの値から許容する偏差を(パーセンテージによって)指定することができます。
例:
- 次の条件でイベント生成
- Server Room Temperature deviation from baseline > 1
平均は、時間範囲内で20%以上のデータが存在するときだけ計算されます。
制限トリガー
このトリガーを使用すると、特定のパラメーターの集計値の制限をアラートを設定できます。 例えば、1日または1週間あたりの「送信バイト数」の場合があります。
これは、1秒あたりの値または累積値(増加)を表すカウンタに対して機能します。
利用可能な期間:
- 現在の時間
- 当日
- 週, 月曜日から日曜日
- 月, 指定された月の日から開始
アラートには自動クローズ条件はありません。 期間ごとに、新しいアラートが生成されます。 このタイプのトリガーでは、アラート相関を定義できます(デフォルトでは、アラートは2日後に閉じられます<プログラムのデフォルト>)。