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アラートルールの作成と編集

この章では、NetCrunchにおけるアラートルールの作成と編集に関する包括的な内容を記載します。アラートを定義する主要なプロパティ(重要度、説明、ターゲット状態など)に加え、追加のアラート条件や自動のアラート相関関係といった高度な設定についても解説します。これらの概念を理解することで、ネットワーク管理者は監視戦略の最適化、誤検知の削減、迅速で正確なインシデント対応を実現できます。

主要プロパティ

NetCrunchでアラートルールを設定する際、アラートを定義するフィールドの意味を理解することが重要です。重要度説明ターゲットの状態という3つの重要なフィールドがあります。

重要度

重要度 フィールドは、アラートの重要度を表します。これには、問題の優先順位付け、対応の緊急性を判断するのに役立ちます。重要度レベルは通常、「情報」から「危機」までの範囲です。以下に概要を示します。:

  • 危機 - 早急な対応が必要な深刻な問題を表します。迅速に解決しない場合、重大な混乱を引き起こす可能性があります。
  • 警告 - 対処しないとエスカレートする可能性のある潜在的な問題を表します。重大な問題ではありません。
  • 情報 - 有益な情報を提供するアラートを表します。即時の対応は不要です。
  • 軽度 - システムの健全性を維持するための予防的なシグナルとして機能するアラートを表します。

適切な重要度レベルを選択することは、適切なインシデント管理、効果的な対応の優先順位付けのために重要です。

説明

説明 フィールドには、アラートとその内容を簡潔に記載することが必要です。
例: CPU使用率が高い (> 90%)

操作ステータス

操作ステータスフィールドは、NetCrunch におけるアラートの影響を理解する上で不可欠です。このフィールドは、問題が発生しているサービスと完全にダウンしているサービスを区別することで、効果的なインシデント管理と迅速な解決を支援することに役立ちます。

  • 操作可能 - オブジェクト/サービスは機能しています。パフォーマンスが低下する可能性があるものの、サービスが継続利用可能なシナリオであることが含まれます。

  • 操作不可能 - オブジェクト/サービスが期待どおりに機能していません。通常、応答がない、完全にオフラインであることを示します。

イベント条件

イベント条件は、NetCrunchのアラートルールの中核要素であり、アラートをトリガーする主な理由を定義できます。この条件は、アラートが生成される正確な状況を指定する必要があります。例えば、サービスが応答状態からダウン状態に移行するなどの状態変化を検出したり、CPU使用率が事前定義された制限を超えるなど、特定のメトリックのしきい値を監視したりするように設定できます。

アラートは、イベント条件と、設定されている 追加のアラート条件 が満たされた場合にのみトリガーされます。この二重構造のアプローチにより、アラートは正確かつ状況に応じた適切なものとなります。イベント条件を正確に定義することで、アラートシステムが重要なイベントにのみ反応するようになり、誤検知の軽減、迅速かつ効果的なインシデント対応を実現できます。

追加のアラート条件

NetCrunchでは、ノードステータスの変化、イベントログアラート、SNMPトラップのいずれがアラートをトリガーするかに関係なく、各アラートに追加の条件を定義できます。これらの追加条件により、プライマリイベントが発生していない場合でもアクションをトリガーでき、アラートプロセスを微調整できます。例えば、特定の時間間隔やイベントの不在に基づいて条件を指定し、特定の状況下でのみアラートをトリガーできます。利用可能な追加条件は以下のとおりです。:

  • イベント条件: 追加の条件はなし
  • 前回のイベントから以下の時間経過後にイベントが発生: 指定された時間経過後にイベントが発生した場合にのみアラートを実行
  • 以下の時間内でのイベントの頻度: 指定された時間枠内で特定回数イベントが発生した場合にのみアラートを実行
    ※保留状態に移行するイベントは、クローズするまで、再度イベントが発生することはございません。
  • 以下の時間範囲内: 指定された時間枠内にイベントが発生した場合にのみアラートを実行
  • 以下の時間範囲外: 指定された時間枠外にイベントが発生した場合にのみアラートを実行
  • 以下の時間範囲内にイベントは発生しない場合: 指定された時間枠内にイベントが発生しなかった場合にのみアラートを実行
  • 前回のイベントから以下の時間内にイベントが発生しない場合: 指定された時間経過後にイベントが発生しなかった場合にのみアラートを実行
  • 以下の時間を経過後もイベントが保留の場合: 指定された時間経過後もイベントが未解決のままの場合にのみアラートを実行

アラートの相関関係

NetCrunchのアラートの相関関係機能は、関連する通知をグループ化することで、アラート管理を効率的にします。内部でトリガーされたアラート(状態変化やしきい値違反によって生成されたアラート)については、問題が解決されるとNetCrunchは自動的にクローズするように設計されています。

ただし、トラップ、Syslog、Webメッセージから発生する外部アラートで設定を行った場合、手動でのクローズか、解決イベントとのペアリングが必要です。アラートは、一定期間後に自動的にクローズするように設定すること、解決が確認された後にオペレーターが手動でクローズすることもできます。このアプローチにより、アラート疲れを軽減し、システムの透明性を維持し、ネットワークの問題の実際の状態を正確に把握できます。

条件付きアラートと相関関係についての詳細

結論

NetCrunchでアラートルールを作成および編集するには、「重要度」、「説明」、「ターゲット状態」の各フィールドを明確に理解する必要があります。これらのフィールドを効果的に活用し、追加のアラート条件や自動のアラート相関関係などの高度な設定と組み合わせることで、監視戦略を強化し、問題解決を効率化し、最終的にはシステムの信頼性を確保することができます。