SNMP デバイス
SNMPv3、トラップ、MIB コンパイラを含む完全なSNMP監視を提供しています。
SNMPはかつて1988年頃にUNIX上で開発され、現在ではとても成熟した技術です。さまざまな新しいプロトコルがあるにもかかわらず、今日おそらく広範囲にわたって実装されている管理プロトコルです。SNMPは、IETF(インターネット技術タスクフォース)によりRFC(Request For Comments)の中で定義され、サーバー、ワークステーション、ルーター、ファイヤーウォール、スイッチ、ハブ、プリンター、IP電話、電化製品など至るところで利用されています。
SNMP バージョン
今日、ほとんどデバイスは SNMPv2c をサポートしています。OS 用のエージェントもありますが、SNMPv3が使用しない場合、セキュリティホールになる可能性があります。一方、ネットワークの仮想化はトラフィックを分離するため、古いSNMP デバイスであっても別々のVLAN で安全に使用できます。
最上級のハードウェア製品は通常SNMPv3をサポートしており、これによりSNMPプロトコルにさらなる安全性(認証と暗号化)を与えています。NetCrunchは、すべてのバージョンのSNMP(SNMPv1、SNMPv2c、トラップの復号を含むSNMPv3)をサポートしています。NetCrunchのSNMP実装では、SNMPv3で以下の暗号化アルゴリズムがサポートされています。: DES、3DES、AES128、AES 192、AES 256
SNMPv3 は、デバイスとSNMP マネージャーアプリケーションの両方において、処理能力(暗号化のため)の面で高価であることにご注意ください。
デバイスの過負荷を回避するために、SNMPを使用するノードのSNMP設定 (SNMPセクションのアイコン)で保留中のSNMP要求を制限できます。
SNMP プロフィール
NetCrunchは、SNMPプロフィールという概念を導入します。これにより複数ノードで同じセキュリティ設定を使用することができます。SNMPプロフィールは、特定のSNMPエージェントと通信するのに必要な設定をカプセル化します。
プロフィールは、SNMPプロトコルバージョンやプロトコルバージョンに関連する情報、セキュリティ設定(コミュニティ文字列(SNMPv2c)、認証ユーザー、パスワード、暗号化方式(SNMPv3))を定義します。
さらに、プロフィールは読み込み、書き込み操作に異なったプロトコルを指定することができます。例えば、読み込み操作にSNMPv2、書き込みを無効化するという設定が可能です。
SNMPv3のトラップを受信し復号化するためには、SNMP プロフィールに SNMPv3 トラップ トラップ情報 を定義する必要があります。
一度に複数の値を問い合わせ可能なSNMPv2 は効率的であるため、監視にはSNMPv2 の使用を推奨しています。
SNMP 変数の監視
特定ノード上でSNMPデータにアクセスするためには、以下の項目からSNMPを有効化する必要があります。 [ノードの設定][監視][SNMP] SNMPカウンタ値にアラートを作成するためには、SNMP パフォーマンスカウンタのイベント 設定する必要があります。
しきい値の設定
ノードを選択し、 [ノードの設定][監視] を開きますと、SNMP の項目が表示されます。有効化したのち、適切なSNMP プロフィールを設定します。
監視パックのカスタマイズをクリックし 、SNMPパフォーマンスカウンタの新しいイベントを追加します。 カウンタによるイベント生成 の1つの選択することで、SNMP 変数をカウンタとして選択ができます。
SNMPカウンターには、以下のオプションがあります:
- OIDを入力
- このオプションでは、任意のOID番号を入力することができます。あなたはシンプルなMIB walkerツールを使ってデバイスから情報を得るかもしれません。 OIDを使用すると対象デバイスのMIBを持っていないとしてもSNMPデータへアクセスすることができます。
- MIBから選択
- SNMP変数を選択するために、SNMP MIBデータをブラウズできます。初めにNetCrunch MIBデータベースに格納するためにコンパイルされるMIBデータが必要です。 NetCrunchは、8,600もの一般のMIBデータベースを含みます。 独自のMIB データベースを管理しているWeb サイトがあります。それらをダウンロードしてMIB データベースを拡張するために、NetCrunch MIBコンパイルを使用できます。
- 定義済みカウンタ
- オプションは、定義済みSNMPカウンタから選択することです。これはいくつかの一般的なカウンタが使われています。 肥大化したMIBツリーをブラウズするのを避けるために、このリストを後から拡張することができます。
テキスト値のアラート
数値の他に、SNMP エージェントによって返されたテキスト値を監視できます。<新しいSNMP 変数のイベント> を選択し、OID を入力するか、MIB データベースからオブジェクトを選択します。イベントには以下の条件を設定できます:
- 次に等しい
- 次に等しくない
- は次を含む
- は次を含まない
- 正規表現に一致
- 正規表現に一致しない
- 変化あり
- 変化なし
SNMP用監視パックの作成
[設定][アラート&通知][監視パックとポリシー]
新しい監視パックを作成する際には、SNMP のみ を選択することができます。
SNMP ビュー
SNMPは、変数とget/setの操作だけを記述します。OID MIBツリーの参照には注意が必要です。 SNMPテーブルは、生データが読めない時に頻繁にその他のテーブルを参照します。 NetCrunch SNMPビューは、人間が読みやすいようにテーブルやフォームを作成し、SNMPデータを読み込んだり書き込んだりすることができます。
さらに、ビューはデバイスタイプやサポートされたMIBに応じて自動的に管理されます。
SNMPトラップ受信
SNMP トラップの受信が有効であるか確認します。
[設定] [監視] [SNMP トラップの受信] [ノードの設定] [監視] または [設定] [アラート&通知] [監視パックとポリシー]
NetCrunchは、SNMPv1、SNMPv2cと暗号化を含むSNMPv3のSNMP トラップを受信できます。受信したSNMP トラップからアラートを生成するには、SNMP トラップを送信しているノードでアラートを定義する必要があります。
NetCrunch は、全てのSNMP トラップを受信し、外部イベント ウィンドウに表示します。このウィンドウでは、アトラスにノードが存在しなかった場合であっても、ノードとSNMP トラップ受信イベントを追加できます。
SNMPv3 トラップの場合は、復号するため、 $$SNMP トラップ トラップ情報$$ を定義する必要があります。
ご参照ください SNMPv3 Notifications の受信
SNMPトラップ転送
[設定][監視]][SNMPトラップの受信]
SNMPトラップを受信した後に、その他のSNMP管理者に転送することができます。
MIBコンパイラ
NetCrunch MIBコンパイラは、受信するSNMPデータ(トラップ)のOIDから名前を解決するプロセスあるいは設定の際に SNMPトラップや変数の選択に利用するNetCrunch MIBデータベースを拡張することができます。
他の互換性のないモジュールをコンパイルするために、モジュール名の別名を設定する能力を持つ高度なマルチパスコンパイラです。