ネットワークサービス監視
FTP、HTTP、SMTPなどの、70のネットワークサービスの可用性や性能監視について理解しましょう。
ネットワークサービス監視は、NetCrunch上で基本の監視タイプです。 ノード状態は、基本的にネットワークサービス可用性によって決定されます。 ノードが「DOWN」状態である場合、1つのネットワークサービスだけが監視されます。
可用性と応答時間
サービス監視は、基本的に以下をチェックします。
- 接続性(可用性)
- 応答受信(処理時間)
- 応答時間と喪失率
NetCrunchは設定されたサービスプロトコルに適した要求を送り、応答が定義された応答と一致するかチェックをします。 レスポンス時間を測定するために、処理は少なくとも3回繰り返されるべきであり、それから平均応答時間を計測します。 要求ごとに、応答を待つために適切な時間を設定することができます。
各監視サービスによって、次の性能測定基準が提供されます。
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RTT(ラウンドトリップタイム) - 送信してから1応答を受信するまでの合計時間,または拡張サービスへの接続時間
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処理時間 - 合計処理時間(拡張モードで複数要求を送ることを含む)
- % 喪失率 - 各サービス処理で算出された値
- % パケットロス - 各サービス処理で算出された値
主導サービス
主導サービス は、ノードのDOWN 時に確認するように設定されたネットワークサービスです。
秒間隔での監視
いくつかの重要なノードに対して、数分ではなく数秒で応答を確認したい場合、主導サービスを 秒間隔 で確認することができます。
ノードがUP またはDOWN の状態にかかわらず、1分よりも短い間隔で主導サービスの応答を確認することができます。オプションとして、主導サービスの状態のみでノードの状態を判定するか、または主導サービスの応答がない場合に他のサービスをすぐに確認するか、設定することができます。
既存サービスのカスタマイズ
NetCrunchは、それぞれのデフォルトポートによってネットワークサービスの監視ができます。 異なったポート番号でネットワーク監視が必要な場合は、次を行います。 [設定][リソース][ネットワークサービス] を開いて [新しいサービス] をクリック。 それから、新しい名前と異なるポート番号で既存サービスを複製することができます。 例えば、8080番ポートのHTTPをチェックするために、単純にHTTP_8080を定義します。
単純TCPポート確認サービス
いくつかのケースでは、余計なデータを送らない単純なTCPポート接続があれば十分です。 単純TCPポート確認サービスは、 [設定][リソース][ネットワークサービス] を開いて [新しいサービス]、「単純なTCPポート確認サービス定義の作成」をクリックします。
カスタムサービスの定義
3番目のオプションとして、サービス定義をチェックするために全ての応答と要求を作成できます。 定義を作成するためには、 [設定][リソース][ネットワークサービス] を開いて [新しいサービス]、「白紙から作成」 をクリックします。
- プロトコルタイプ(TCP、UDP、TLS/SSL)とポート番号の設定
- (TCPを使う場合、接続確立後)送られる要求を定義します。 - テキストまたは16進形式のバイナリデータを入力可能です。
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応答パターンを定義します。複数パターンを設定しチェックする方法を決定できます。
パターンとして、テキスト、16進形式のバイナリデータ、正規表現を選べます。パターンマッチングは、以下のとおりです。
- いずれかのパターンに一致
- 全パターンが一致
- 一致するパターンが無し
自動検出またはネットワークサービス
ノードステータスがサービスに依存するため、新しいノードがアトラスに追加されるごとにNetCrunchは自動的にノード上で実行されているサービスを検出します。デフォルトでは、NetCrunch は定義済みサービスの一部を確認するよう設定されています。
自動検出するサービスのリストを以下の項目から管理できます。 [設定][監視][ネットワークサービス自動検出].
トラブルシューティング
監視サービスを適切に動作させるために、追加の設定タスクを実行する必要があります。
DHCP サーバーチェック制約事項
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NetCrunchは、DHCP inform要求に対する応答を受信するため、UDP 68(DHCPクライアント)番ポートを開いておく必要があります。もし、DHCPサーバーがインストールされ同じポートを使用しているマシン上でNetCrunchが稼働している場合、監視は実行されません。
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NetCrunchマシンのIPアドレスは、(WINDOWS DHCP サーバーが検査する)DHCPサーバースコープ内に含まれている必要があります。例えば、NetCrunchが「192.168.1.100」で、DHCPサーバーが「192.168.88.10」である場合、DHCPサーバーは、「192.168.1.x」の任意のアドレスになっている必要があります。また、Linux DHCPサーバーでは、「authoritative」オプションを有効にしなければいけません。
MSSQL Expressの監視
MSSQL Expressを監視するためには、TCP/IPプロトコルを有効にする必要があります。 また、サーバーインスタンスは、TCPポート1433の接続要求を受け付ける必要があります。TCP/IPの有効化とサーバーインスタンスへのリモート接続許可方法についての情報は、MSQ Express ドキュメントを参照ください。
SSH サービス
NetCrunchは、SSHサービスバージョン1、2の監視をすることができます。デフォルトでは、SSHv2プロトコルがネットワークノード上で監視されます。ノードが古いバージョンのSSHをサポートするときには、SSHv1を使用します。