NetCrunch設定のヒント

NetCrunchは多くを自動的に行いますが、OSを監視するためのパスワードやSNMPのコミュニティなどは、手動での入力が必要です。

あなたがNetCrunchに期待する監視を行うために、いくつかの設定のヒントを紹介します。

1. 監視問題の解決

監視問題はあなたの注意を必要とするタスクです。多くの場合、間違ったもしくは不足しているパスワードに関連しています。監視問題を解決することで、NetCrunchはジョブを実行できるようになります。

2. デバイスタイプの設定

NetCrunchは自動監視パックをデバイスに適用するため、またネットワークマップ上でアイコンを割り当てるため、適切なデバイスタイプを設定することは重要です。例えば、デバイスタイプがLinuxの場合、NetCrunchは自動的にLinux OSのパラメータの監視を開始します。 

多くの場合、NetCrunchはActive DirectoryやSNMPからの情報に基づいて、自動的にデバイスタイプを決定します。そのほかのデバイス(デバイスタイプがUnknownのもの)は、手動でデバイスタイプを設定する必要があります。

3. 監視パック、マップポリシーの使用

ノードひとつずつに監視を設定した場合、後になってその設定の制御を失う可能性があります。それを避けるため、我々は複数のデバイスに同じパラメータのセットを割り当てられる監視パックの使用を推奨します。デフォルトで用意されている監視パックを使用することや、新しく監視パックを作成して使用することができます。  

同じように、ネットワークビューを作成し、そのビュー上にあるすべてのノードで共有される監視パラメータ(アラート&レポート)を設定することができます。

4. アトラス設定の表示

ネットワークアトラスのダッシュボードの設定ページにて、監視設定の有効/無効を確認してください。例えば、物理的セグメントやNetFlowの監視などを確認できます。